洗濯用石鹸

素材を把握して使い分ける

石鹸のなかで、洗濯のために利用されるもののことをさして「洗濯用石鹸」と呼びます。
ただ、一口に洗濯用石鹸といってもその種類は多く、大きく3つのカテゴリーに分類することができます。

1つ目のカテゴリーであるのが「炭酸塩入り粉石鹸」です。
文字通り炭酸塩を加えてあるタイプの粉石鹸で、全体の60から90%が石鹸で構成されています。
値段が安い上に炭酸塩の効果によって洗浄力が高くなっており、特別な理由がない場合にはこの石鹸を利用する場合が多いでしょう。

ただ、アルカリ性が強くなっている関係上、ウールのような素材に対して利用することが出来ません。
また、日本ではあまり心配する必要はありませんが、硬水との相性が悪いためにヨーロッパなどの水道水で利用するとゴワゴワしてしまうことがあります。
海外旅行の際には日本の炭酸塩入り粉石鹸を持っていくのはよくありません。

2つ目のカテゴリーは「100%石鹸」です。
こちらはアルカリ助剤などを使っていない、完全に石鹸だけで構成されているタイプの洗濯用石鹸です。
アルカリ助剤がないため、ウールなどの自然素材に対しても利用することが出来、さらに日本で利用されている軟水との相性がよいのが特徴です。
その代わり洗浄力自体はアルカリ助剤がない分弱く、硬水との相性は良くありません。

3つ目のカテゴリーは「液体石鹸」です。
こちらもアルカリ助剤は使われていない場合が多く、単純に見ずに溶けやすくする、という目的で液体化されています。
液体であるため冷水でも溶けやすく、状況を選びません。
その代わり高価な傾向があります。

水の条件

洗濯において重要なのは石鹸と相性のよい水を使うことです。
上記の通り、基本的に硬水(ミネラル分の多い水)は洗濯に向いていません。
また、温度についても高い方が洗浄力が高くなります。
ただし、温度を上げすぎると生地を痛めてしまう可能性があります。