フェルトボールを作る

ハンドメイド好きの方必見の裏技

手芸が大好きな方に注目されている羊毛フェルトを使ったハンドメイド作品は、色々なバリエーションがあり、温かみのある仕上がりが人気の秘密になっています。
ニードルを何度もさすのを繰り返すことでフワフワだった羊毛が次第に適度な硬さになって好きな形に仕上げることができます。

羊毛フェルトの作品を作る際に基本になるのがフェルトボールです。
丸く固めた羊毛フェルトを使ってのれんやコースターなど様々な作品に応用できます。
ニードルでチクチクさして固める方法もありますが、かなり時間がかかってしまうため、たくさんのフェルトボールが必要になる場合はあまりにも効率が悪くなります。
そこで今回は石鹸水を活用して簡単にフェルトボールを作る方法をご紹介します。

誰もが経験する失敗例

石鹸水で羊毛フェルトを丸く固めるという方法は、ウール製の衣類を洗濯して失敗した経験がある方ならピンと来るかもしれませんが、ウール製品を普通の洗剤を使用して洗濯すると、明らかに縮んでしまって着られなくなったという話に関係しています。
ウールは水分や熱、摩擦などの条件が加わると縮んでしまうという特性があります。
また、石鹸水はアルカリ性や弱アルカリ性になりますが、デリケートなウール製品にダメージを与えてしまいます。
フェルトボールを作る方法はこのような原理を逆手にとった画期的な方法といえるのです。

フェルトボールの作り方

まずは羊毛とお湯、石鹸、お湯を用意してください。
お湯は40度くらいのぬるま湯にするのがポイントです。

羊毛を適量とってからきつめに丸めてください。
一定の方向から丸めるのではなく、新しく丸める際には異なる方向から巻きつけるのがポイントです。
この大きさで仕上がるのではなく、この後の工程で半分から7割程度の大きさに縮んでしまうため、仕上がりイメージを考えながら作ってみましょう。

ある程度の大きさに丸めた段階ではまだフワフワした印象を受けます。
ぬるま湯に石鹸を混ぜて石鹸水を作り、ボールにかけてください。
全体に染みこむ程度になったら手の平でコロコロとボールを転がします。
少しずつ硬くなってくるので、毛羽立ちがなくなるまで転がしましょう。
なお、硬さが少し足りないという場合には石鹸水をもう一度ふりかけてください。

フェルトの硬さになったら石鹸水を洗い流して水分を取って自然乾燥させます。
たくさんのフェルトボールをまとめて作った場合には自然乾燥をさせる場所を確保するのも大変なので、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水させてから形を整えて自然乾燥させると早く仕上がって邪魔になりにくいです。
場合によってはボール状にならずに割れてしまう場合もありますが、もう一度羊毛でくるんで石鹸水をかけて丸めてみると上手にできます。